アフリカの竪琴

 

中央アフリカに伝わる竪琴、コーラの響きに魅せられて書いた一曲。

大地の中で生きる人間の、悲哀と葛藤のものがたりを歌う。

 


 

水飛沫を上げ降りそそぐ滝の音。

人の心身を打つその轟は、東洋的な修行のひとつのシーンでもあった。

 


 蓮 

 

早朝に花開く蓮の蕾。


夕凪

 

風が凪ぐひととき、微かに揺れる葉の音。静けさの中に吹きこむ風。

 


パバーヌ

 

ヨーロッパの古いダンス、パバーヌの格調高いリズムにあわせて織りなされる多声的な音楽。

 


アンダンテ

夢見るように

 

ロシアの作曲家、セルゲイ・プロコフィエフへのオマージュ。

夢見るかのようなメロディーが色彩的なハーモニーのなかに繰り出される。

 


短歌

 

短歌の形式にインスパイアされた作品。